昨日のTBS「ひるおび!」、ちらっと見ていたら、 GO TO トラベルキャンペーンの話題だった。 東京が除外され、そのキャンセル料の保障について 語られていたけど、結局のところ、 このキャンペーンで国は安全のガイドラインをしめせ、 そうでないと不安だ、という話になっていく。 なんだかな~~~。 何もかもが「違う」気がする。 政府は、東京を除外したら、そもそも需要喚起して 経済立て直しの一環とするという初期の目的を 達成できるのだろうか。 コロナ不安症の突き上げにあって右往左往するのでは、 付け焼刃といわれても仕方ない。 一方、東京を除外したとて、コロナ不安症の人には いつまでたっても不安が残る。 人が移動すれば、感染は拡大するからだ。 だったらやらなければいい? そういう人は、夜の街のみならず、観光業にも 「死ね」というのだろうか。 田崎史郎氏がまともなことを言っていた。 「ガイドライン、たとえば温泉宿で浴槽に何人とか決めても、 宿によって風呂の大きさも広さも違うわけですから」 そりゃそうだ。 「ガイドラインはあくまで目安」と言ったって、 結局は宿がそれぞれ臨機応変に対応するしかない。 たとえば浴槽に5人とガイドラインを決めたって、 6人入っていたらリスクが一気にあがるかなんて 誰もわからない。 不安な人は、「1人多かった!」と大騒ぎするのだろうか。 温泉宿だってこんな思いして営業するのは大変だし、 客だってピリピリして温泉でリラックスどころではない。 ガイドラインを作ったところで、新たなトラブルを招くだけ。 感染者数に踊らされているのが、根本的な間違いなのだ。 その不安をお上に解消してもらおうとする依頼心が 間違いなのだ。 GO TO トラベルキャンペーンがあろうがなかろうが、 旅行に行くかどうかくらい、自分で判断すればいい。 先月のゴー宣道場でゲストの金塚彩乃弁護士が おっしゃっていた「行ったり来たりの自由」。 私たちはそれを自ら放棄するのだろうか?
BLOGブログ
前の記事へ風営法で立ち入り? なんですか、それ!!
夏のほっこりスイーツ次の記事へ